マッチの施工コラム
2021/07/02
チェーンブロックの定格荷重とは?使用する上での注意点について
工場現場で利用されるチェーンブロックですが、安全に利用しなければ重大な事故を引き起こす危険性が潜んでいます。今回のコラム記事では、チェーンブロックの定格荷重について解説していきます。
チェーンブロックの定格荷重とは?
チェーンブロックの定格荷重とは、チェーンブロックの傾斜角や長さに対して負荷をかけることができる最大の荷重から、吊り具の質量を差し引いた荷重のことを差します。傾斜角が少なかったり、チェーンブロックを伸ばしたりして使用していると、かけることができる負荷が少なくなります。JIS(日本工業規格)によってチェーンブロックの定格荷重は定義されており、それぞれのチェーンブロックの性能表に記載されています。チェーンブロックを使用する際は、定格荷重を必ずチェックして、定格荷重を超えるような荷は吊り上げてはいけません。
チェーンブロックの定格荷重表と使用する上での注意点
具体的にJIS(日本工業規格)では下記のように記載があります。チェーンブロックを使用する上では以下の表を参考にしたうえで定格荷重を超えないように注意しましょう。
定格荷重による種類及び使用頻度による等級 チェーンブロックの定格荷重による種類及び使用頻度による等級は,表1のとおりとする。
表1 定格荷重による種類及び使用頻度による等級
種類 | 定格荷重 | 等級 |
1/2T | 0.5 | H級(1) |
1T | 1 | L級(2) |
11/2T | 1.6 | |
2T | 2 | |
21/2T | 2.5 | |
3T | 3.2 | |
5T | 5 | |
71/2T | 7.5 | |
10T | 10 | |
15T | 16 | H級(1) |
20T | 20 | |
25T | 25 | |
30T | 32 | |
40T | 40 | |
50T | 50 |
日本工業規格 JIS B 8802-1995より
チェーンブロックの工事事例のご紹介
今回、チェーンブロック運転時に異音がするとのことで、点検時に不良個所を発見し、メンテナンスを実施いたしました。
チェーンブロックは運転時にはほぼ無音であり、もしチェーンブロックから異常音が聞こえる場合は定期的なメンテナンス時期にかかわらず早急にご連絡ください。
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