マッチの施工コラム
2021/01/22
ポンプの交換や設備の修理について解説します!
「給水ポンプの寿命や管理方法について知りたい。」
このようにお考えの方はいませんか。
用排水機能や用排水量調節機能があるポンプですが、あまり詳しくない方もいらっしゃるでしょう。
そこで今回は、ポンプの交換や設備の修理方法について紹介します。
ポンプの交換タイミングについて
ポンプは機械ですので、もちろん寿命があります。
そのため、それに合わせて交換や修理をしない場合、ポンプが故障します。
では、ポンプの部品ごとに寿命を確認しましょう。
まずはメカニカルシール・ベアリング・ライナーリング・圧力タンクは3〜5年です。
そして、逆止弁・インバータ・基板類・電磁接触器・圧力センサなどは6〜7年です。
最後に、加圧給水ポンプユニット全体が15年、増圧給水ポンプユニット全体が18年です。
これらを目安に部品交換を行うと、想定外の出費をすることなく使い続けられるでしょう。
ただし、インバータや基板は特に注意していただきたい部品です。
これらは電子機器類であり、故障を起こすと即断水につながることもあります。
6〜7年を守って交換しましょう。
ポンプ設備の性能管理について
では、ポンプ設備を性能管理するにはどうしたら良いでしょうか。
性能管理とは、必要な機能や性能を長期に渡って維持させることです。
性能管理の説明をする前に、ポンプに必要な機能を紹介します。
ポンプ設備の機能は、要求を満たす取水・排水ができる「水利性」、安定して稼働できる「設備信頼性」、安全な構造である「構造安全性」、容易に復旧できる「修復性」、劣化に抵抗する「耐久性」があります。
これらがポンプ設備の本来的機能と言われています。
加えて、社会機能もあることを知っていますか。
社会機能には、ライフサイクルコストを低減できる「経済性」、景観や生態系への配慮をした「環境性」、人的安全性を確保しながら操作管理する「維持管理性」があります。
これらの機能を維持するための方法を確認しましょう。
性能管理する方法は以下の手順を実行することです。
・日常点検
・機能診断調査
・機能診断評価
・機能保全計画の策定
・機能保全計画の実施
日常点検や機能診断の結果を元にして機能保全計画の策定・実施を行います。
このステップを繰り返し行いましょう。
まとめ
今回は、給水ポンプの寿命と管理方法について紹介しました。
給水ポンプの寿命は部品によって変わります。
突然断水が起こると工場に大きな影響を及ぼすだけでなく、全てを修理する・交換して設置するためには多くの費用がかかります。
そのため、ポンプ設備の性能管理をしっかり行うようにしましょう。
施工実績
>>ポンプ修理
>>大型揚水ポンプ入替
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